皆さんこんばんわ!日増しに寒くなってくる今日この頃です。
さて今月のネギ男ですが先週・先々週と天気も良く暇だったので一人ぶらりと神社仏閣参りの旅に出かけてきました。
今回訪れたのがこちら!
達谷窟毘沙門堂です。
「たっこくのいわやびしゃもんどう」と読みます。
北上方面から向かっていくと平泉でも比較的奥のほうにあって毛越寺を右手に通り過ぎて車で10分ぐらい行ったところにありました。
境内はそんなに広くありませんが中尊寺や毛越寺のように混みあっていないのでゆっくり見て周れます。
ここのメインとなる毘沙門堂は崖にすっぽりはまるように建っている「懸崖造り(けいがいづくり)」と呼ばれる建築手法が特徴です。また境内全体が国指定史跡になっています。
この毘沙門堂は寅年の守本尊の毘沙門様を祀っていて、悪鬼を降し福を招くと言われています。また「いくさの神様」なので勝負事等の必勝祈願に良いそうです。
毘沙門堂のほかに山肌に大佛様の顔が直接彫られている「岩面大佛」や巳年守本尊の辯天様を祀った「辯天堂(べんてんどう)」、酉年守本尊で厄除の御不動様を祀った「不動堂」などがあります。だいたいゆっくり周っても30~40分くらいです。
この達谷窟の歴史を簡単にお話しすると今から約1200年前の昔、蝦夷の惡路王率いる悪者達がこの窟をアジトにして近隣の良民達を苦しめていたそうです。
そこへ征夷大将軍になった坂上田村麻呂が悪者達を懲らしめようと蝦夷討伐に向かい、窟に籠る悪者達を激戦の末打ち破りその戦勝の記念に108体の毘沙門天を祀ったのが起源だそうです。
早速この毘沙門堂入ってみると「最強の御札あります」と書いた立て看板が目に飛び込んできました。
何でもその年のお正月に加持祈祷を行った「牛玉賽印(ごおうほういん)」という護符だそうで自分を取り巻く全ての悪いものを寄せ付けないという強力な御利益がある御札なんだそうです。
じつはネギ男...来年から前厄でしてこの御札の御利益を授かろうと早速買ってみました(;'∀')
帰り道は少し足を延ばして厳美渓を観光してきました。
歩いてみると紅葉も所々ですがまだまだ残っていて雄大な渓谷と共に綺麗な景色が眺められました。
お昼はちょっと奮発してレストハウスで前沢牛焼肉重を食べてから帰ってきました(´~`)モグモグ
初冬の暖かい日差しのなか中々充実した一日でした(o^―^o)ニコ